見守りセンサの方には、無線LANとBluetoothが一体になった小型モジュールで数百円で入手できてしまうESP32 (ESP-WROOM-32) を使います。前回のESP8266と同様、技適取得済みで安心、入手も容易です。
BLEタグの方には、例えばmamorioなどの紛失防止タグをそのまま使います。要は、BLEのadvertisingパケットを出し続けてくれてればOK。
苦労したポイントだけまとめておくと、、、
- ESP32上で無線LANとBluetoothを同時に使うときのメモリ不足
⇒ Arduino IDEでのビルドオプション変更で解決 - ESP32上で無線LANとBluetoothを同時に使うときの電源容量不足
⇒ 電源回路用のレギュレータ選定(ADP3338)で解決 - 1台のESP32でカバーできる範囲が狭い
⇒ 複数台のモニタリング結果をクラウド連携で統合(AWS Lambda + DynamoDB + API Gateway)
見守りセンサ側のコード(ESP32上で動くArduinoコード)と、クラウド側のコード(AWS Lambda上で動くPythonコード)は、備忘録として以下に。
nikotan/BLETagMonitor_esp32.ino - GitHubGist
nikotan/BLETagMonitor_lambda.py - GitHubGist
実際しばらく使ってみると、在宅状況を把握できるだけで得られる安心もあるということが分かりました。
※今回のハードとソフトを作るにあたっては、以下の記事などを参考にしました。
- ESP-WROOM-32 ( ESP32 ) で Wi-Fi スマホ LED スイッチ作り | mgo-tec電子工作
- Aruduino IDEだとBLEとWi-Fiを同時に使うアプリを書くとメモリ不足でビルドできない - つれづれ日記
- BLE + WiFi, WiFi gets disconnected · Issue #169 · nkolban/esp32-snippets - GitHub
- interactive-matter/aJson - GitHub
- AWSのLambdaとDynamoDBとAPIGatewayの連携 - Qiita
- LambdaでDynamoDBのデータを操作する(Node&Python) - Qiita
- [API Gateway] APIキーと使用量プランを使用してアクセス制限を掛ける | Developers.IO
- HTTPS通信の疎通確認に覚えておきたい3つのコマンド - Qiita
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