今回作ったのは、家のポストにモノが投函されたことを検知してIFTTT経由でLINE通知してくれる電池駆動のセンサ。仕上がりはこんな感じ。
我が家のポストは外にあって電源が取れない場所にあるので、ESP-WROOM-02の「deep sleep」機能(超低消費電力でのスリープ動作)を使って、乾電池での長期間駆動を目指します。似たようなことをやっているINTERNET Watchの記事などを参考に、以下の方針で作りました。
- 普段はESP-WROOM-02はdeep sleepモードで寝かせとく
- ポストにモノが投函されたことをESP-WROOM-02のリセットピンにつないだ傾斜スイッチで検知、deep sleepから起こす
- 起きたら、自宅の無線LAN APにつないでIFTTTにWEBHOOK、通信終わったらすぐまたdeep sleepモードで寝かす
傾斜センサの部分は「型想い」と両面テープでポストのフタの内側へ、センサ本体と電池ケースは3Mの面ファスナーで着脱できるようにポストの内側へ、それぞれ固定しました。
ESP-WROOM-02上で動いているコード(Arduinoのコード)は以下に置いておきます。
nikotan/esp8266_PostMonitor.ino - GitHubGist
Arduinoのコードで動かせるってすばらしい。手軽にネットワーク機能を使ったデバイスを試作できて楽しいです。今回作ったものは今のところちゃんと動いていますが、どれくらい長期間駆動できるかはまだ不明。しばらく様子を見てみます。
※今回のハードとソフトを作るにあたっては、以下の記事などを参考にしました。
- 【電子工作×IoT】 第1回:SDカードが郵便を通知! 無線LAN機能付きのSDカード「FlashAir」を使ってドアポストセンサーを作ってみた<前編> - INTERNET Watch
- ESP-WROOM-02 の配線 - Qiita
- ESP8266の真骨頂Deep-Sleepモードの使い方 - Qiita
- 乾電池で連続340日間動作するESP8266搭載ワイヤレスセンサ - ボクにもわかる電子工作 - Yahoo!ブログ
- ESP-WROOM-02でアナログ入力 (TOUT/A0) [抵抗分圧回路]
- ESP8266のTOUTピンの電圧をちゃんと測定する方法: コンピュータと足湯と園芸のブログ
- ESP32 Wifi経由でIFTTTへ接続しLINEへ通知 – thousandiy
1 件のコメント:
初心者でよくわかっていないので、もし可能ならアドバイスが戴きたいのですが・・
リスクの高い老人の緊急時に、近所の身内にLineで事態を知らせるために作ってみました。
スケッチは何もいじらないでそのまま応用したのですが
WiFi connected
IP adress: XXXX
Voltage: 4.86V
Connection Failed
WiFi disconnect
という状態でSleepにはいります。
if (client.connect(IFTTT_HOST,443))
で接続できていないと思うのですが、
#define IFTTT_HOST "maker.ifttt.com"
が間違いなのでしょうか?
IFTTTのスクリプトは登録し TESTでLINEにメッセージは届きます
よろしくお願いいたします
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